黎明祭2025-「鹿児島県いちき串木野市」

2025年6月8日、鹿児島県いちき串木野市の羽島小学校体育館にて開催された「黎明祭」。
この日、こばりん写真館は、このイベントの記録撮影というかたちで、未来に残すお手伝いをさせていただきました。

この記事では、当日の演劇と神村学園吹奏楽の様子をお知らせします。


演劇『夢遥かなり25』

演劇『夢を翔ける25』は、薩摩藩英国留学生の渡欧160周年を記念して、約10年ぶりに再演された地域舞台。
幕末の羽島から海を渡り、英国で学問を修めた若者たちの物語を、渡欧前の羽島で過ごして出発すまでの様子を地元の演者で演じました。

衣装、演出、舞台装飾まで、出演者全員で作り上げる演劇。
命をかけて旅立つ若者たちの覚悟や葛藤、その後の未来に託された希望。
それらが、ステージに立つ一人ひとりの表情や所作に、静かに、しかし確かに宿っていました。

写真館のレンズを通して見えたのは、「演じる」ことを超えた「語り継ぐ」姿でした。
演劇の中では、笑いあり涙ありでしたが、最後は大きな拍手で終了しました。


神村学園 吹奏楽部──圧巻の一体感で会場を包む音楽の力

全国大会でも高い評価を受けている吹奏楽部の演奏に、会場の期待感は最高潮に達していました。

第一音が鳴った瞬間、空気が一変。
ステージいっぱいに広がる演奏の響き。
カラーガードが舞うたびに照明が踊り、舞台はまるで映画のクライマックスシーンのような迫力に包まれました。

演奏者の真剣な表情。
手元にまで意識の通ったパフォーマンス。
どれもが、写真で音は聞こえなくとも、写真で伝わる臨場感たっぷりの演奏でした。

音楽は時間とともに消えていきますが、その熱量と感動は“イベント写真”として残すことができる
カメラを構えながら、改めてその使命を強く感じたひとときでした。


雨の日でも揺るがなかった、羽島の文化の力

当日は朝から雨模様。
大雨の降る中で来場が少ないのではと心配されましたが、地域の方々の迅速な対応と、出演者の高い完成度により、イベントは滞りなく進行しました。

黎明祭のすべてが「地域の力」で成り立っていたこと。
そして、そこに参加するすべての人が、それぞれの形で「誇り」を持っていたこと。
カメラ越しにそれを目の当たりにしながら、私たち写真館の仕事が、単なる記録ではない“伝承”であることを再確認しました。


地域の“今”を“未来の宝物”にする──写真館の役割として

「写真はただの記録ではなく、語りかける記憶」──

こばりん写真館では、鹿児島県いちき串木野市を拠点に、地域のイベント写真撮影を通して、文化・人・想いを記録し続けています。

演劇や演奏会、講演会や地域行事の記録において、
・構成を意識した多角的な撮影
・自然光や照明を活かした表現
・SNS用・報告書用に適したカット選定
などを通して、ただ「写す」のではなく「伝える」撮影を行っています。

今回のように、一度きりの貴重な公演・演奏を、未来に残す形で残したい方は、ぜひご相談ください。

▶こばりん写真館 公式サイトはこちら


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